2月の役員会で、四万十川で例会をしてはとの発案があり、役員の数名参加の意向もあり、遠方のため参加はあまり見込めないが、最悪、数名の役員だけでも開催しましょうと、7月例会の開催を決めましたが、参加募集を開始したところ予想に反し10ファミリーの申し込みがあり、7月18日~20日で開催しました。
四国の最西端足摺岬に近い、四万十川が太平洋にそそぐ四万十川河口の四万十市での開催で、大阪から400Km・6時間(ナビ距離。時間)の遠距離で、参加のみなさんは金曜日夜か土曜日早朝の出発を予想していました。しかし、例会を見透かしたように大型台風11号が強い勢力を保ったまま、太平洋を開催地の足摺岬に向かって着々と接近していました。木曜日、参加の皆さんと相談し台風の進路に関係なく開催を決定しました。
金曜日台風は若干東にそれ、足摺岬直撃はなくなりました。台風は四国の室戸岬に上陸し列島を横切り日本海に、中国・近畿地方の交通が影響を受け、金曜日夜から土曜日にかけ本四連絡橋への阪神高速や山陽道が長時間通行止めとなり、参加者全員がこの渋滞に巻き込まれ、現地到着が大幅に遅れました。
10ファミリーの内3ファミリーが、台風の影響等でキャンセルされ7ファミリーが現地に集合しました。以前、川西市に在住しOAC会員だったSさんが現在高知市内に在住されており、OACのホームページで四万十川での例会を知り、ご主人は亡くなられましたが、奥さんが妹さんとご一緒に、近隣のホテルに連泊され、例会に特別参加されました。
キャンプ場は台風の影響は全くなく、通常であれば台風一過で良い天気になるはずでしたが、今回の台風は強い雨雲を伴っており、例会3日とも、スコールのような強い雨が時々降る残念な天気となりました。
一日目は、渋滞の影響で皆さん到着が遅れ、到着後設営の後、それぞれに夕食を取られました。一晩中執拗に強い雨が降り、テントが雨漏りで浸水する被害も出ました。
2日目、ほとんどのファミリーは、四万十川や足摺岬への観光に出られました。天気は曇り時々晴れ、時々豪雨と観光には恵まれない天気で、幸運に雨にあわず予定通り観光できたファミリー、不運にも豪雨に合い観光を諦めたファミリーもありましたが、好不運に拘ず、それぞれに楽しい思い出ができたと思います。
私は、Yファミリーとキャンプ場に留まり、特別参加のSさん姉妹もご一緒で、久しぶりの再会で、大阪での思い出話などで一日を過ごしました。Yファミリーのお孫さんが4人参加しており、キャンプ場下の磯に下り、魚釣り、サワガニ釣りなどの磯遊びや貝殻拾いなどで遊びましたが、時々突然のスコールの様な雨に濡れながらの磯遊びも楽しいものでした。
3日目、朝方は青空もありましたが、突然雨が降る前日と同じような天気。朝食後皆さん一斉に帰り支度の撤収。帰路は道後温泉経由で西瀬戸自動車に向かうファミリー、高知市内を観光するファミリー、お土産に「かつおのたたき」を探すなどそれぞれに四国の観光を予定して、早々に出発されました。
レポート 井上