大阪オートキャンプ協会

2月例会~会員によるお誘いキャンプ~丸山県民サンビーチキャンプ場

今年最初の例会「お誘いキャンプ」を、2月23日(土)24日(日)で開催しました。キャンセルがあり、当日集合したのは6ファミリー11人でした。

寒さは覚悟のキャンプでしたが、想像以上に厳しい寒さでした。大陸からこの冬一番とかの寒波が近畿地方まですっぽりと包んでおり、北海道から北日本は記録的な大雪となっていました。この寒い季節にキャンプ?と、隣近所から怪訝に思われてのキャンプですが、参加する私達は、寒さは覚悟の上の参加で、寒い中でのキャンプを十分に楽しんだ2日間でした。

朝8時過ぎに、県民サンビーチキャンプ場」に到着。すでにTファミリーは到着しており、周囲をとり囲んだ大型タープの設営を終え、道具類の運び込み中でした。

サンビーチキャンプ場は、その名の通り海に面した海水浴キャンプ場です。海からの風は、夏は涼しい海風でしょうが、今の海風は耐え難い寒さを運んできます。防寒具で完全武装し、とにかく集まったファミリー全員で荷物を大型タープの中に運び込みます。4方を囲ったタープの中は、数台の石油ストーブ・ガスストーブで暖房され、タープ内ではジャンパー等の防寒着は不要の暖かさです。 

皆が揃った所で、車で10分程の「海の駅・しおさい市場」に、海産物の買出しに車に分乗して出かけました。今回の最大の目的は「牡蠣(かき)」です。牡蠣は今が旬で、ここ相生や赤穂ではこの季節には「牡蠣まつり」があちこちで開催され、たくさんの牡蠣ファンが訪れています。海の駅でも食べ放題の「焼き牡蠣」を食べる場所には、大勢の行列ができていました。
牡蠣3キロ、サワラと大きな鯛を片身づつ、イカ数匹を購入し「刺身の大盛り」に調理してもらい、焼き物にサザエ、大ホタテなど貝類の海産物を購入。皆さん好きな物を次々と買い込み相当な量の買物となりました。

海産物の仕入れを終え、キャンプ場に戻り、女性陣は暖かいタープ内で何んやかやを食べながら世間話。男性陣は海からの風をさえぎる木の陰で、大きな焚火をしてキャンプ談議で時間を過ごし、6時からタープ内のテーブルに付きバーベキューを開始。まずは殻付き牡蠣の「焼き牡蠣」から始め、賑やかなバーベキューは夜中近くまで続きました。締めは牡蠣ご飯でした。 

満月に近い月が明るく、快晴の空は寒さが極限を極めていますが、全ファミリー就寝は車の中で、湯たんぽなどで暖房対策は完ぺきに整えており、厳しい寒さは想定内で、そんなに気のしていない様子。

翌朝は、粉雪の舞う寒い朝でした。すぐに焚火を始め、燃え上がる焚火を囲み、キャンプならではの、朝の寒さを楽しみました。朝食を済ませ、その後、たくさん並べたキャンプ道具の片づけをダラダラと行い、皆で昼食を食べ、全ての撤収を終え、2時過ぎに解散。
 
昨年から始めた、「牡蠣例会」、2月のキャンプとあって参加者は多くありませんが、厳しい寒さの中でのキャンプも体験してみれば楽しいものです。来年も是非開催しましょうとの声に押され、来年の開催を約束しました。

来年の開催には、もっとたくさんの方に参加頂き、厳冬のキャンプの醍醐味を体験して頂ければと思います。


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